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口頭

炭素線誘発バイスタンダー応答における時間依存性の解析

横田 裕一郎; 舟山 知夫; 武藤 泰子; 池田 裕子; 小林 泰彦

no journal, , 

本研究では、炭素線誘発バイスタンダー応答の時間依存性を明らかにすることを目的とし、炭素線マイクロビーム局部照射(LET=103keV/$$mu$$m)、炭素線ブロードビーム全体照射(108keV/$$mu$$m)あるいは$$gamma$$線全体照射(0.2keV/$$mu$$m)したヒト正常繊維芽細胞と6-24時間共培養したバイスタンダー細胞の生存率を調べた。照射細胞とバイスタンダー細胞の比率は、炭素線マイクロビーム照射試料で0.0005未満:1、炭素線ブロードビーム及び$$gamma$$線照射試料で0.5:1であった。炭素線マイクロビーム照射試料では、バイスタンダー細胞の生存率は照射後6時間では変化しなかったが、24時間で約15%低下した。一方、0.13Gyの炭素線ブロードビームと0.5Gyの$$gamma$$線を照射した試料では、バイスタンダー細胞の生存率は照射後6時間以降で10-20%低下した。この結果から、バイスタンダー細胞に対して照射細胞が少ない場合、バイスタンダー応答の誘導が遅延することがわかった。

口頭

炭素線誘発異種細胞間バイスタンダー効果の機構解析

池田 裕子; 横田 裕一郎; 舟山 知夫; 武藤 泰子; 金井 達明*; 小林 泰彦

no journal, , 

本研究では、がん細胞におけるp53がん抑制遺伝子のステータスに着目し、異種細胞間共培養実験下においてコロニー形成能の低下を指標としたバイスタンダー効果誘導の有無を検出することを目的とした。異種細胞間バイスタンダー効果の検討には、正常細胞としてヒト胎児肺由来正常線維芽細胞株WI-38を、がん細胞としてヒト肺がん細胞株H1299の遺伝子改変株であるH1299/wtp53(正常p53タンパク質を発現),H1299/mp53(変異p53タンパク質を発現),H1299/null(欠損型)を使用した。炭素線照射(18.3MeV/u, LET=108keV/$$mu$$m; Dose=0.5Gy)又は$$gamma$$線照射(Dose=0.5Gy)した細胞と、非照射細胞を非接触で6時間又は24時間共培養した後、非照射細胞を回収して、それぞれのコロニー形成率から生存率を算出した。これまでに、炭素線あるいは$$gamma$$線照射したH1299/wtp53細胞と非照射のWI-38細胞を共培養したとき、WI-38細胞の生存率は低下しないことを見いだした。この結果から、照射したH1299/wtp53細胞はバイスタンダー因子を放出していない可能性が示唆された。

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